深澤純二  トレードを科学する塾長

非推移的数論を活用し、マーケットをテクニカル分析します。

SQ

二極化

本日から京都。途中、東京へ寄る。久しぶりに新宿の繁華街で夕食を頂く。ここで面白い現象に出会った。夕方の繁華街は人でごった返していたが、客が入っている店と、一人の客も居ないガラガラの店とが、はっきり二極化されていることである。客が入っている人気店は、行列ができて待っている人も多数いるにも関わらず、そうでない店には何と一人の客も入っていないのだ。夕刻の、おそらく一日で一番混み合う時間なのであるが。客は「味そのものを求めて」来ていることが、はっきり分かる。東京の客は世界で一番厳しい。


日経225先物テクニカル分析

(大引け)
始値:12850 高値:12980 安値:12350 終値:12400
出来高減のボラティりティ(高値−安値)−630の長陰線は、予測計算通りの急落。先週から言及しているように、「底が無いように売り続ける」真骨頂だろう。もちろん、本日は底ではありえない。

ヘッジファンドの運用成績は過去最悪
http://jp.reuters.com/article/globalEquities/idJPnTK812358620080313


(寄り付き前)
NYDOW は伸びず、-46.57(-0.38%) の利食い売り優先は、予測計算通り。仮に前日の+416の急騰が、底から上昇波動に乗るためのそれならば、このような低ポジションで利食いはしないだろう。早々と利食いをしなければならない、テクニカル的圧力が働いている証左。数日後には、そのトラップ的急騰が打ち消される確率が高い。


本日からの日経先物は、ボラ拡大が予測計算される。NY連動ボラが多く、日経の自力ではあまり動いてはいないので、そのパワーが数日内には働くであろう。


NY5年ぶり急騰の意味

日経225先物テクニカル分析

(大引け)始値:12640 高値:13140 安値:12590 終値:12890

出来高減の上影陽線。米国株に引かれ高寄りしたは良いが、寄り天後、再び13000割れ。本日一日だけだと、−350円の陰線(高値13140−安値12790)は、予測計算通りであり、トレンドは全く変わっていないと思われる。騰落レシオは85(3/12)となっている。


イールドスプレッドは3/6で何と−5.1となっている。直近の底が−4.6 (2005/6/10)であるから、異常値と言える。この数字は、経済学者には説明できないだろう。


2002年4月 からCRB指数は急騰し、米国債10Yは急落している。これは、何と1987年春の状況と同じである。更にこの状況は、現在の状況と似ている。1987年秋に何が起こったか、興味がある方はチャートをご覧下さい。


(寄り付き前)3/11のNYDOWは+416と、5年8ヵ月ぶりの急騰。では、その5年8ヵ月前の2002年7月の相場はどうであったかというと、1987年以降最も下落幅が大きい年足陰線の下げ相場。この時は、その後10月9日には7286と、NYDOWの直近最安値を刻んでいる。

昨日のNYも、直近9日で−1025の急落と売られすぎた結果による買い戻しと、SQ直前の仕掛けに加え、20年来の重要ネックライン11722に抵触寸前(3/10)まで行ったテクニカル的反動が相俟った結果にすぎない。非推移的ボラティリティの想定内と言える。

つまり、下げ相場にはありがちな一時的急騰であり、トラップであろう。上昇波動に移行する急騰ではなく、急落する前夜の反動的急騰である可能性が高い。




年安更新

日経225先物テクニカル分析

(大引け)始値:12550 高値:12680 安値:12340 終値:12620
出来高増の下影コマ陽線。ザラバ中、NYプレマの上昇につられての上げ。やはり、今日の様な時には、方向性指数ADXが下落する。つまり、本日はトレンド逆行を示唆。騰落レシオ(東一25)は80.3まで低下。日経平均は昨日に続き年安更新。


NYDOWは、重要ネックライン11722(2000/1/14)が直下に迫っている。このラインは20年来のネックラインとなる。昨日3/10安値は11731であった。数日内にFRBの緊急利下げもありうるが、その反発後が重要となる。

http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPnTK010070620080311

(寄り付き前)NYDOW−153は予測計算通りの続落。日経も昨日のテクニカル分析と変化は無い。上昇するとすれば、SQ前の仕掛けという状況。オーバーシュートは想定内。


年安トライ

確定申告

何が楽しいって、確定申告の計算から税金の納付に至る今の時期ほど楽しい時はない。その計算プロセスには、経済思考はもちろんのこと、人間社会の微妙な機微や、配慮、叱咤激励もが含まれている。税制変遷は、人類文化史から政治史、経済史にまたがる巨大支柱の一つでもある。マネー流動は、細部であっても面白い。否、細部にこそ、マネーの本質が顕現すると言うべきか。例外において本質が顕現するとはサルトルの名言だが、税金において、その人のマネー意識は如実に現れる。経営者になりたての頃、この税金システムに、いかに救われた思いをしたか。


日経225先物テクニカル分析

(大引け)始値:12760 高値:12780 安値:12520 終値:12550
出来高増の−210続落陰線は、下げ止まらず、日経平均は年安更新。方向性指数ADXが本日は下がった。

(寄り付き前)直近1480円の急落をしているので、弱い地合いであっても、一旦は自律反発がありうるゾーン。しかし、ストキャスティクスは再び底をトライするトレンドを示唆しているに加え、サポートラインが無く、現在のポジションは出来高真空地帯でもある。資金が株式から流出しているとすれば、一気に年安12130の更新、12000割れ、−800円オーバーも十分に想定される。

日経平均累積過去データからだと、今週のその数値は悪いが、来週は良くなる。


イリュージョン

この世をイリュージョンと悟れ。


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